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細き縄 [苦]
ひとり、
はだかで、
立つ。
地を踏む足・・・、そこから天へ向けた一筋の細い縄。
それは、私のすべて、
・・・身体。
ここまでひとつひとつ編んできた縄、
勿論、編み直しなどできない。
しかし、
恥ずかしさも、恐ろしさも、孤独も忘れ・・・
前へ・・・
隠すことなどしまい。
私は、
私でしかない。
細きこの縄を編んでいくのは、
この私でしかないのだ。
私は、
いま、
目を閉じ、
はだかで立つ。
女のからだ [美しいもの]
先日、ふと想い出した・・・
北アメリカのインディアンの発想・・・
月経の度に、女は生まれ変わる
決して、とてもつらく、大変で面倒なもの・・・などとは考えてはいない。
女であることへの眼差しの強さと寛くしなやかなやさしさ・・・
自然に感謝し、地に足をつけ生きる女・・・
野性的で、謙虚な女・・・
次なる世代へ・・・
強く、しなやかなやさしさで、古くから在った生きる女を伝えていくことは、できないだろうか。
伝え聞くには、日本の現在100歳前後の女性の中には、月経を自ら調節していた。
それが、当然であったという・・・。
タグ:女
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