やわらかな心

これは、確か談話で　ドナルド・キーン　氏が話しておられたことば。

「美しいものに感動できるやわらかな心を・・・大切に・・・」と。

やわらかな心

この　やわらかな心　をここでことばのみで表現するとどうなるのだろう。

大きな困難が憚るであろうことには、

静かに目を閉じて・・・。

ふわふわとやさしく・・・

ほのかに甘いいい香りがして・・・

やさしく包まれあたためられる・・・

何もかもを受け入れる寛大さ・・・

時に凛とした静けさをもち・・・

果てしなく澄み切っていて・・・

恐れを感じることなく・・・

しなやかだが芯をもった・・・

・・・

私の感じた　やわらかな心　を表現することに一生を捧げる。

これも、かけがえのないひとつなのだと感じる。

あらゆるものに、かけがえのないひとつを・・・

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いき

今朝、目が覚めてから、

そこで目を再び閉じた。

そこには、ふしぎな静寂なとともに何かがあった。

かすかな音の中に、

この夏を瞼の裏で感じた。

息をする自分・・・

そして、

何故か想い出されたのが・・・

「 真人の息は踵を以ってし、

衆人の息は喉を以ってす。 」

＊ 荘子 ＊

自らのいきを考えさせられたひとときであった。

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